ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

皆さんこんにちは!工です。
前回に引き続き、「食」がテーマのミラノ国際博覧会。今回は、「イタリア館」をレポートしたいと思います。

ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

まずは各州代表の生産者が、こちらの「インタラクディブ・マネキン」と呼ばれる人形媒体を使用して、映像と音声で自己紹介を始めました。

ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

続いて、生産過程でのエネルギーの使い方や、食物の持続性などについて語ります。

ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

また、3Dプリンターで作られた彼らの人形展示があり、リアルに生産者一人一人を再現していました。

ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

さて、次の展示はイタリア各地の自然や建築物のプレゼンテーションです。
天井や壁ばかりではなく、なんと床までミラー張りの部屋!

ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

万華鏡の中に入ってしまったような圧巻のプレゼンテーションでした。

ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

日本の有名建築家を含む世界の人々が、イタリアについて語るコーナーもありました。

ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

最後にイタリアの豊かで美しい野菜や果物の紹介展示がされていました。

ミラノ国際博覧会2015:イタリア館レポート

イタリア館は、全世界から訪れる、特に若い人たちに向けてテーマが伝わる様に作られたそうです。
現在、地球の全人口は約73億人と言われていますが、やがてそれが100億人を超えると、食糧不足に陥ると
言われています。

「地球に食料を、生命にエネルギーを(Feeding The Planet, Energy For Life)」
すばらしいテーマを掲げたミラノ万博は、総来場者数約2,220万人。
目標の2,000万人を上まわり、大盛況のうちに幕を閉じました。
私自身を含め来場された方々が、限りある地球エネルギーや食材について考えるきっかけに
なったのではないかと思います。