皆さんこんにちは!
今回は、北イタリアの素敵なデザインアパルトメントをご紹介します。
こちらはキッチン。
オレンジ色がアクセントになっている素敵なスペースです。
ものが外に出ておらず、きれいに整理整頓されていますね。
それが、空間を美しく見せるポイントのひとつだと思います。
イタリアの一般家庭では、皿洗い用のスポンジやゴミ箱も決して外に出すことはなく、
シンク下の扉に収納します。
やはり、こちらでは“一家に1台、エスプレッソマシーン”という時代のようです。
インテリアは、家主が自らスケッチを作成して大工さんに相談。
すべて特注で作られたものだそうです。
印象的なオレンジ色のマテリアル(素材)は、色は家主が提案し、
材質は大工さんが持っていたサンプルから選んだそう。
また、カウンターは家主のデザイン、スツールや水道の蛇口などのアクセサリー類は大工さんの提案で、
一緒に問屋を見て回ったそうです。
こちらのお宅があるリッソーネ(Lissone)は、インテリアの“アルティジャナート(工芸)”が盛んな地域。
ひとつひとつのインテリアパーツにそれぞれの専門店があります。
そのような地域だけに、個人のお宅のインテリアも、その制作過程をたどるととても興味深いです。
次回はその辺りをもう少し掘り下げながら、ライティングやシャワールームなどもご紹介します。
お楽しみに!