こんにちは!ミラノの工です。
今回は、トリエステの旧市街からレポートしたいと思います。
街の中心地から旧市街へは、急な坂道が続きます。
旅の疲れもあり、息が少し上がってしまいました。
海岸近くの新市街とは明らかに違う街並みです。
こちらは、トリエステ出身で現代イタリアの三大詩人に数えられる
「ウンベルト・サバ」の詩にも出てくる「山の通り」です。
この周辺は、当時ユダヤ人街だったそうです。
緑がたくさんある、とても美しい地区でした。
こちらは、木の下にある墓碑銘。
ひっそりと、自然と調和している姿には心が打たれました。
トリエステの旧市街は全体が小高い丘になっており、海が見下ろせます。
山と海に囲まれた地形はよく“長崎に似ている”と言われますが、
私は自分の育った神戸を思い出しました。
港町トリエステのコスモポリタンな側面も、
外国人の私にとって、居心地の良いものでした。