皆さん今日は!工です。
ミラノので定着しつつある、等身大の日本食についてレポートしたいと思います。
一昨年に開催された「食がテーマのミラノ万博」で、その人気ぶりが報道され、一般ミラノっ子から高い関心と高い人気を証明した日本食。
少し前までは日本食の敷居はとても高く、お寿司や懐石は一部のセレブや健康志向の高い人だけの「趣味」のような位置づけでしたが、最近では、等身大の日本食店がたくさん出て来ています。
ミラノの超有名店「ピッツェリア スポンティーニ」や「パンツェロッティ ルイーニ」のある街角に、なんと“立ち食い”スタイルの日本食店が登場しています。
価格帯も押さえられていて、メニューも豊富。
ミラノの若い世代に向けて、日本食へのハードルを下げるカジュアルなお店が街の中心地で定着しているのです。
こちらは、ミラノのおしゃれエリアにある人気のラーメン店。
見た目にもきれいなラーメンが、ピザと変わらない値段なんです。
リーズナブルで、気軽におしゃれを楽しむような感覚で食べられる日本食。
となりで食事をしている若いイタリア人が日本食を知り、それを身近に感じ、さらに歳を取ってからも日本文化を好きでいてくれたらいいなと思います。
最近イタリアでは日本旅行がブームらしいですが、ミラノの日本食も一過性の人気ではなく、これからもより長く定着してくれたら嬉しく思います。
もしイタリアのお友達などが日本食について尋ねてきたら、ぜひ日本食の素晴らしさを丁寧に教えてあげてくださいね。