皆さんこんにちは!
先日、北イタリアのアンティーク ブックフェアに行ってきました。
フェアが行われたのは16世紀(西暦1500年頃〜)より、
家具の生産が行われているミラノ郊外の街です。
市立図書館や国立大学に収蔵してあるファッションやインテリアに関する
アンティークの価値ある手書き本やデザイン画が相当数置いてありました。
許可をいただき、直接ページをめくりながら閲覧することが出来ました。
古いものでは1755年出版と明記されているものもあります。
今日パソコンを使用してのデザイン画制作が当たり前になっていますが、
私がデザインの勉強を始めた1990年代後半頃も、
まずは手書きで沢山のデザイン画を描いたのを思い出しました。
20年近く経ったいま、そのルーツを手にすることができて、とても嬉しく思いました。
古いもの、歴史のあるものに魅力を感じてイタリアに来ましたが、
このような歴史やアート、ファッションが自分の手の届く所にある感覚に毎回驚かされます。
この地域では北イタリア家具の歴史書とも言える沢山の資料が残っているため、
アンティーク ブックフェアで見るもの全てが興味深かったです。
2016年もこのように素敵なイタリアの日常をお届けしたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。