こんにちは!工です。
今回はミラノに新しく登場した「メルカート・メトロポリターノ」についてレポートしたいと思います。
ミラノではただいま「食」がテーマの万博が開催されていますが、その一環として
ミラノの運河沿いの地域に新しいメルカート(市場)がオープンしました。
魅力的なお店がずらりと並びます。
ブティックのような壁面ディスプレイのリエビト・マドレのパン屋さん。
焼き上がり時間から値段が決められていて、これは納得ですね。
素材や製法も厳選されているので、消費者のニーズに合わせたコンセプトのお店と言えると思います。
イートインコーナーでは、アペリティーボから夕食までを楽しむことができます。
ワインもポテトチップスも“本物”のお味です。
タルタル(生牛肉)のステーキも、だいたい10ユーロ(1,300円)くらい。
それぞれのお店がファーマーズマーケットスタイル(自分の農場でつくった農産物を持ち寄り、
お客さんに直接販売するスタイル)なので、この価格でこの品質だそうです。
この「メルカート・メトロポリターノ」、ミラノ市民にあまりにも評判がよいため、
万博だけの期間限定で開催の予定でしたが、10月以降も継続して営業することになったそうです。
個人的には、「より安心な、よりよい物を食べたい」という、食の本質を見極めようとする姿勢が、
ミラノの人達らしいなと思いました。