こんにちは!ミラノの工です。
今回は、北イタリアのバールでのコーヒー事情についてレポートしたいと思います。
最近では日本でもアメリカのシアトル系だけではなく、
イタリアのバール風のコーヒーを飲む機会が増えたのでは、と思います。
そこで今回は、イタリアで飲める美味しいコーヒーメニューを、みなさんにご紹介したいと思います。
まずは、北イタリアでは割とポピュラーな「マロッキーノ」( marocchino )です。
コクのあるエスプレッソコーヒーと、泡立てたミルクにチョコレートを溶かし入れ、カカオがまぶしてあります。
そしてこちらはこの季節限定の、スムージーに似たミルクコーヒー味の冷たい一杯、
「スプーマ・ディ・カッフェ」( spuma di caffè )です。
ソフトクリームのような、でも、とてもなめらかで香りのいい一杯です。
次に、みなさんは日本で聞いたことがあるでしょうか、
「モンテ・ビアンコ(白い山 )」( Monte bianco ) という名のエスプレッソドリンクです。
その名の通り、見た目が「白い山」に似ているからこの名前になったとか。
エスプレッソ、チョコレートシロップ、ホイップクリームが層になっています。
そして最後に夏の主役、カフェ・シェケラートです。
こちらは、店によってサービスの仕方、味がバラエティーに富んでいます。
基本はエスプレッソ、砕いた氷、シロップを使って、バリスタがシェーカーでカクテルのように仕上げます。
こちらは、別のお店のカフェ・シェケラートとマロッキーノです。
イタリアのコーヒーは奥が深く、メニューもまだまだ豊富にあります。
バリスタに頼めば、自分だけの「こだわりコーヒー」をその場で作ってもらえます。
最近はご縁があって、主な産業がコーヒー輸入業というトリエステの町へ行く機会が多くあり、
コーヒー焙煎業を100年以上家業にしているファミリーとの出会いもありました。
北イタリアのコーヒー事情、イタリア文化の一片がそこにあり、とても興味深い世界です。