みなさんこんにちは!ミラノの工です。
今回もシチリアバロックの町、ノートからレポートします。
ノートの町は都市計画により、 道が格子状に整理されています。
17世紀後半にこの地域を大地震が襲うまでは、町は今の場所から10km程離れたところに存在していたそうです。
ノートは、震災により壊滅的な被害を受けました。
しかし、当時の貴族を中心とした人々の尽力により、驚異的に美しく再建されたのです。
新市街は、以前の場所から離れた海抜165メートルの高台の上につくられました。
整然と区画整理された町に、ひとつひとつがまるで宝石のような建築。
再建後の町の美しさは各方面から大絶賛され、後期バロック様式の代表例として、
ユネスコ世界遺産にも登録されています。
こちらは、貴族の邸宅にあるバルコニーで有名なニコラチ通り。
丁寧に彫られた美しい彫刻は、必見です。