こんにちは!ミラノの工です。
今回は、トリエステの「モルプルゴ家」からレポートしたいと思います。
モルプルゴ家は、ユダヤ系オーストリア人で、トリエステで有名な貴族の家系です。
19〜20世紀に一家が住んでいた家が、今ではトリエステの市立美術館として
一般の人も見学できるようになっています。
ベルエポック時代のトリエステ貴族の典型的な暮らしぶりを、そのまま見ることができます。
こちらは、当時家庭で使われていた食器類です。
本当はもっとたくさんの高級品があったそうですが、
第二次世界大戦時に敵国の兵士たちに持ち帰られてしまったそうです。
こちらは、「サーラ・ダ・プランツォ(Sala da Pranzo)」。
直訳すると、“昼食のための部屋”という意味です。
この部屋は、昼食などの簡単な食事をとる場所として使われていたそうです。
モルプルゴ家の美しい長女、マチルダの写真。
次回は、彼女の部屋をご紹介します。