こんにちは!ミラノの工です。
今日は皆さんにイタリアの素朴なお菓子をいくつかご紹介したいと思います。まずはこちらの「ノッチョリーニ」。
濃いヘーゼルナッツの風味がとても香ばしく、サクサクと歯ごたえがあります。なんでも1900年パリ万国博覧会で最優秀賞を受賞しているそうで、それ以来の味をずっと守っているそうです。長細い紙のパッケージデザインもとてもクラシック。
女神と鷲が印刷されています。
裏の原材料のところをチェックしてみると、砂糖、卵の白身、ピエモンテ産のヘーゼルナッツのみ。
材料や製法も昔のままだそうです。さて、次にご紹介するのはカントゥッチョ。
トスカーナに17~18世紀から伝わるお菓子です。材料は小麦粉、砂糖、卵、アーモンドとオレンジピールとこちらもとてもシンプルです。最後にご紹介するのはシチリアのカンノーロです。
写真は本場メッシーナのお菓子屋さんのものです。サクサクした皮と濃厚なリコッタチーズクリームの相性が良く、こちらも素朴な味わいです。古くから食べられてきたイタリアのお菓子たちは素朴で材料、製法もシンプルな所が魅力だと思います。